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2022年2月28日

アジラ、IPビデオ監視システム「Genetec Security Center」と連携

アジラは24日、同社が提供する施設向けAI警備システム「アジラ」と、Genetecが提供するIPビデオ監視システム「Genetec Security Center」の連携を開始したと発表した。

映像解析とセキュリティプラットフォームは密接な関係にあり、異常行動を検出した際に、対応できるアクションを連携させる事が重要。強制的に映像をポップアップし、メールで通知するに留まらず、パトランプの点灯やスピーカーからサイレン音を鳴らす連携が可能になる。電子錠との連携では、異常行動を起こしている人が居る部屋を、扉の全開放や全施錠を行った上で、人員を派遣し対応を取る事ができる。

「アジラ」は、既存の防犯カメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システム。カメラ映像の中から、異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときのみ、映像を通知することができるため、監視する警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことができるという。

AIの特徴として、防犯カメラに映る人々の行動を自ら学習し、それらの行動から外れた通常とは異なる行動(同じ画角内でうろうろしている、きょろきょろしているなど)を「違和感行動」として検知。これにより、事件や事故が発生する前の予兆行動をも捉え、通知することができる。

Genetec Security Centerは、ネットワークカメラの映像を管理するだけでなく、センサーと連動したカメラによる追尾、映像解析との連携、さらに入退館システムと連携した、入退室時の映像連携を構築可能なセキュリティプラットフォームソフトウエア。

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