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2022年2月18日
ワンダーラボ、「中学入試算数 良問大賞2022」を発表
ワンダーラボは、同社が独自に選ぶ「中学入試算数 良問大賞2022」を、2月16日付で発表した。
それによると、「良問大賞2022」のグランプリは、女子学院中の問題。目新しい問題ではないものの、突飛でもなく、難しすぎることもなく、分量的にも配慮されており、シンプルな「誠実な難問」の代表例として、グランプリに選出された。
今回の問題は、素数、素因数分解への正しい理解を背景に、与えられた条件が当てはまる状況を試行錯誤で導き、その結果と問題の前提条件を統合して、解像度高く把握することが求められる、シンプルながら素晴らしい問題だという。
また、「日常賞」は、駒場東邦中学校の問題。日常的なテーマの1つであるお釣りのもらい方は、中学入試算数でもよく取り上げられるテーマだが、おつりが硬貨1枚や2枚となる金額を調べあげるのは、ありそうでなかった面白い出題だという。
「ベストトラップ賞」には、桜蔭中学校の問題が選ばれた。後半部分(円柱と円錐の積み重ね)を取り組みやすくするために、前半部分(立方体の積み重ね)が用意されているが、前半の結果自体を後半に応用しようとすると、最大や最小にならない、という見事なひっかけがある。
このほか、「トレンデイー賞」に東大寺学園中学校、「試行錯誤賞」に栄光学園中学校、などの問題が選出された。
同社は2020年から、「中学入試算数 良問大賞」を独自に発表しているが、同賞は同社独自の選出によるもので、各学校と一切の関係はなく、金銭的な対価の発生も一切ない。
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