2022年3月15日
子どもの卒業・卒園で使わなくなった物、89.4%が「思い出のものは保管する」と回答=アンビシャス調べ=
アンビシャスは14日、全国のトランクルームユーザー300人を対象に実施した、「子どもの卒業・卒園を機に残すもの・処分するものの選別・保管アイデア」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、子どもの卒業・卒園で使わなくなったものはどうしたかを聞いたところ、最も多かったのは「思い出のものは保管」89.4%で、使わなくなったものは取捨選択して大切なものだけを保管する方法が約9割を占めた。
また、「全て保管」5.4%、「全て廃棄」2.6%と対応を一律で決めている人も一部見られ、その他では「廃棄ではなく譲渡した」「思い出の有無より、まだ使えるかで残すものを決めた」などの意見が寄せられた。
卒業・卒園で使わなくなったものとその対処方法を聞いたところ、最初に使わなくなったものは、ランドセルや学校・園指定の制カバン、体操服・制服が多かった。また、卒業・卒園して残ったものとして手作りの作品(絵・工作・作文など)をボリューム的にも意識する人が多く見られた。
取っておくものに目を向けると、学校行事の写真・動画が突出していた。子どもが自ら作り二度と生み出せないので、作品類は残すという人も多く見られた。
一方、捨てたものとして多数の回答が寄せられたのは、使わなくなったものの代表格である制服・カバン・体操着・教科書とノートだった。
残すのか捨てるのか、同じものでも評価が分かれるのが制服と部活用具だった。制服は毎日着て思い出深いものだから捨てられなかったという意見が多い一方、大切に取っておいても着れないし、出してきて見ることもないだろうから捨てるという考えも多数見られた。
一つ一つのものについて取捨選択していく上での判断基準を聞いたところ、最も多かったのは「思い出があるものか」44.6%を判断し、なくてはならないものであったり、エピソードを思い出すなら取っておくという意見だった。
だが、思い出があるものを全部取っておくとキリがなく、「将来見返す可能性があるか」13.1%、「子供の成長を感じられるものか」4.5%という判断基準でふるいにかけ、将来改めて見る機会を持ちたいものだけ残すというマイルールを作っていた人も多数いた。
卒業・卒園を機に取っておくものの保管場所を聞いたところ、収納場所の2大定番となる「クローゼット」33.0%と「押し入れ」26.9%が上位を占めた。
また、「子供部屋」16.7%やその付近に保管する傾向も強く見られ、棚や引き出しなどに保管する場合も、学習机の引き出しや子ども用のタンスを活用することが多いようだ。大切な思い出として「部屋に飾る」3.2%というケースも見られた。
頻繁に見受けられたのが、子供専用の思い出ボックスを設け、その中に入る分だけ保管するというルールを決めているという方法。「収納ボックス・衣装ケース」15.7%や「ダンボール箱」4.5%がそれにあたり、その箱をクローゼットや押し入れに配置しているのがほとんどだった。
一方、保管場所としてトランクルームを利用する方法について聞いたところ、大切な思い出の品をトランクルームに預けるのは「抵抗がある」と答えたのは54.8%。大切なものを自宅外に置くことへの抵抗感に加え、保管環境や使い勝手がネックになるようだ。
だが、実際にトランクルーム各社のサービスをアンケート回答者に確認してもらったところ、トランクルームに思い出のものを「安心して預けられる」と感じたのは約8割(76.3%)だった。
また、トランクルームのサービスを実際に理解した上で利用を前向きに検討したいかを尋ねたところ、34.6%が「トランクルーム利用を前向きに検討したい」と回答した。
この調査は、全国のトランクルームユーザーを対象に、2月7日~10日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は300人。
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