2022年3月16日
神山まるごと高専(仮称)、奨学金基金スキームを公開
2023年4月開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専」(認可申請中)は15日、企業や個人からの拠出金を一般社団法人の基金制度を活用して資産運用し、奨学金を安定的に給付するスキームを発表した。
今回、同校では、民間企業や個人からの拠出を募り、その資金を運用することで、学生の学費に活用するスキームを考案した。まず、民間企業や個人から神山まるごと奨学金基金に拠出してもらい、これらの資金を投資会社に運用委託し、そこで得た運用益を学校に寄付して学費に充てる。
基金への拠出は1社10億円、総額100億円規模を想定しており、併せて長期契約に基づく寄付スキームも構築して、安定的な奨学金給付を目指す。奨学金基金へ拠出する企業や個人、および長期契約に基づき寄付をする企業は「スカラーシップパートナー」と位置づけ、同校における重要なパートナーとして、開校後も「テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校」の実現に向けて連携を行う。
また、1企業につき各学年4名、企業の冠をつけたスカラーシップパートナーチームを組成し、在学中・卒業後において、拠出企業との共同研究や新事業の創造、学生からの起業ピッチといった連携活動を行うことを想定している。
今年1月に無償化構想を発表後、現在は1期生の学費無償化の目処がたったが、このたびの奨学基金制度の活用および長期契約に基づく寄付スキームにより、2期生以降の学費無償化を目指していくという。
関連URL
最新ニュース
- 宇宙に行ってみたい小中学生は55% プラネタリウムや宇宙科学館に行った経験がきっかけ =ニフティ調べ=(2025年2月10日)
- バレンタインで中高生の32.8%が「特に何もしない」と回答=スタディプラス調べ=(2025年2月10日)
- こども家庭庁、こどもの自殺対策に関する講演会「学ぼう心のサイン 守ろう10代の命」開催(2025年2月10日)
- B Lab、徳島県海陽町でeスポーツイベントと生成AIを活用したワークショップ開催(2025年2月10日)
- 海と日本プロジェクト、海洋ごみ問題を学ぶ小学校高学年向け出張授業in港楽小学校を開催(2025年2月10日)
- 横浜市立大学、社会人履修プログラム「研究開発型オープンイノベーター(ビヨンドURA)」4月開講(2025年2月10日)
- バイドゥ、愛知大学×Simeji マルハラ解消に向けた産学連携プロジェクト始動(2025年2月10日)
- 成蹊中学、武蔵野市の課題と解決策を生成AIで絵にした発表会開催(2025年2月10日)
- 長野・飯綱町、小6の理科で「micro:bit」を活用したプログラミング授業実施(2025年2月10日)
- 木村情報技術、クリエイター志望者向け「クリエナビ」 UdemyでUnrealEngine講座を公開(2025年2月10日)