2022年3月29日
子どもが小学生のうちに親のデジタルスキルを追い越す =ベビカム調べ=
妊娠・子育て中の家族に関わるさまざまなテーマでリサーチを継続して実施しているベビカムは、子育て中の親から見た、これからの生活におけるデジタルとの付き合い方に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
新しいテクノロジーが次々に生まれ、世の中の変化のスピードが速い現代の子育てにおいて、親はどのようにネットやデジタル機器と付き合おうとしているのか?現状で現在の利用実態や、これからの不安や悩みなどを調査した。
その結果、8割以上の子育て家族がインターネットやデジタル機器の付き合い方で不安や悩みがあると回答。具体的な不安や悩みの内容として多かったのは、長時間使い過ぎてしまう(67.1%)情報が多過ぎて正しい情報がわからない(53.8%)自分の個人情報の流出(51.1%)。
子ども関係では、子どもの視覚や聴覚など健康に対して悪影響がないか?(69.8%)ゲームなどの依存症にならないか?(61.8%)子どもの情緒や精神的なことに対して悪影響はないか?(51.6%)自分が子どもに対して適切な指導ができるか?(45.3%)が挙げられた。
また、デジタル関係の新しい情報を意識して収集している親は2割程度だった。子育て中の親にとって、日々変化して新しくなっていくインターネットやデジタル機器の情報について、なかなか意識して収集することを心がけられない実態がわかる。
子どもが小学生のうちに、親のデジタルスキルを追い越すと考える親が6割以上。10歳や12歳など、小学校高学年で親のデジタルスキルを追い越すと考える親が多く、このことは、子どもが中学生になると、デジタルに関しては自分が子どもに適切に指導できない状況を想定しているということも言える。一方で、16歳以上と考える親も一定数存在し、この傾向は、新しい情報を意識して収集しようと心がけている親の方が高くなっている。
アンケート開催期間は2月2日~14日。調査方法は妊娠・育児サイト「ベビカム」にて募集し、Webフォームより回答。回答数は313名。
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