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2022年3月4日
学校向け「スタディサプリ」、生徒の学習理解度を網羅的に確認できる新機能を追加
リクルートは3日、同社のオンライン学習サービス「スタディサプリ」の教師向け管理プラットフォーム「スタディサプリfor TEACHERS」に、児童・生徒の学習理解度を網羅的に可視化できる新機能「理解度一覧」を追加したと発表した。
同機能の追加で、教師の学習指導での「はかる(理解度測定)」・「わかる(理解度把握)」・「いかす(事後フォロー)」といった各ステップのうち「わかる」の部分で、生徒のつまずきがいつでも網羅的に可視化され、指導サイクルの高速化ができる。
「スタディサプリ」には、日々の理解度測定・演習用ツールとして講義ごとに「確認テスト」が用意されている。「確認テスト」は、1つの講義分(おおよそ2〜3の授業分)の学習の理解度を測定できるテスト。
同機能は、「確認テスト」の最新の結果を講義ごとに網羅的に確認できる。例えば、宿題として配信した「確認テスト」を生徒が解答すると、結果が自動で採点され管理画面に連携される。
教師は、その結果をクラス単位のほか、生徒単位でも確認でき、正答率分布を10%刻みのヒストグラムで直感的に把握できる。
また、つまずき対象・内容を確認の上、フォローアップが必要な生徒には、同機能の画面から追加で対応講義を配信することもできる。
講義ごとの理解度を網羅的に可視化することで、教師はフォローすべき内容・対象の優先度を判断できるようになり、個別最適な学習指導を手間なく・高速で回すことができる。
学校教育のサポートツール「スタディサプリfor TEACHERS」は、教師の「生徒一人ひとりに寄り添いたい」をICTでサポートするツールとして、全国の高校で活用されている。
生徒の学習習熟度を「スタディサプリ 到達度テスト」で特定し、「苦手克服課題」として、生徒一人ひとりに合わせたオンライン講義動画を配信。「宿題」として、クラス全員に特定の講義や確認テストを配信できる。
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