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2020年3月11日
「スタディサプリ」、オンライン宿題配信機能で生徒の基礎学力向上を立証
リクルートマーケティングパートナーズは10日、同社のオンライン学習サービス「スタディサプリ」を活用する高校1年生約4万人の学習データを分析し、「スタディサプリ」の宿題提出率と基礎学力向上の相関関係を立証したと発表した。
「スタディサプリ for TEACHERS」は、全国約5000校のの高校うち、2575校で活用されている。
今回、「スタディサプリfor TEACHERS」を活用する全国の高校1年生約4万人の学習データを分析したところ、「宿題配信機能」で出された宿題の提出率、講義動画視聴時間の長さ、問題解答時間の長さが、「到達度テスト」の成績向上に大きく寄与することが分かった。
また、「到達度テスト」の成績向上と全国模試の成績向上にも、一定の相関関係があることを示す分析結果が得られた。
全国の高校1年生を対象に、「スタディサプリ」上の学習行動と到達度テストの成績データを分析し、成績は何によって変動するのかについて回帰分析すると、学習行動のうち「宿題提出率」が、「到達度テスト」の成績向上に最も寄与の高い行動であることが分かった。
教師から配信されたオンライン課題に生徒がしっかり取り組み提出する行動が、学力の向上につながることを定量的に証明した。
また、「宿題提出率」に次いで、学習に取り組んだ時間(「講義動画視聴時間」と「問題解答時間」)が大きな影響を与えることも分かった。
教師が「スタディサプリfor TEACHERS」で配信する「スタディサプリ」の宿題に対し、生徒が内容を理解しようという意識をもって取り組み、それを最後までやりきることが、基礎学力の向上に寄与すると考えられる。
また、「スタディサプリ」を導入しているA高校で、「到達度テスト」と全国模試の相関関係を分析した結果、「到達度テスト」の得点と、全国模試の得点に相関関係があることが分かった。
今回の分析では、「宿題提出率」が「到達度テスト」の成績向上に大きく寄与することが分かり、また「全国模試の成績向上」についても相関の可能性を見出すことができた。
つまり、生徒が「スタディサプリ」のオンライン学習に着実に取り組むことで基礎学力の向上につながり、さらにそれが学力の土台となって、全国模試などの成績向上にもつながる、といえそうだという。
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