2022年4月28日
小中学生のオンライン授業、デメリットの1位は「集中できない」と「友達との交流が減る」=ARINA調べ=
ARINAは27日、同社の教育メディア「おうち教材の森」が、中学生以下の子どもがいる全国の親200人を対象に実施した、「小・中学生のオンライン授業のデメリットに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、親に「小・中学生のオンライン授業のデメリット」を聞いたところ、1位は「集中できない」と「友達との交流が減る」だった。
「集中できない」の理由については、「家だと緊張感がなく、誘惑も多い」、「やる気がないと続けられないから」「家になんとなくあるぐらいの物にも興味を持ち、授業をまともに聞けない」などといった声が寄せられた。
また、「友達との交流が減る」については、「直接は会えず(子どもが)可哀想」、「授業以外で友達と話す時間が取れないから」、「オンラインでは友達に会えないから」などの声が寄せられた。
デメリットの3位は「授業に受身になる」で、「授業を受けるだけで、質疑がやりにくくなる」、「その場にいないため、発言しにくいから」、「自分から発言する機会が減るから」、「分からないことが質問できない」といった声が寄せられた。
4位は「先生の目が行き届かない」。「さぼってしまうかもしれない」、「画面上では細かく一人ひとりの様子を見ることが難しいから」などの声が寄せられた。
5位は「聞き取りづらい」で、その理由としては「肝心なところが飛ぶ」、「音声が途切れて聞こえないことがよくある」、「回線が悪い時がある」などの声が寄せられた。
以下、6位「家に個室が足りない」、7位「家が騒がしくなる」と続いた。
この調査は、中学生以下の子どもがいる全国の親200人(10代3人、20代32人、30代81人、40代59人、50代19人、60代以上6人)を対象に、3月3日にインターネットで実施した。有効回答数は195人。
関連URL
最新ニュース
- 金銭感覚を持ってほしいと思いながらも教える自信がない親は4割超=みずほポシェット調べ=(2025年4月22日)
- AI教材「すららドリル」、埼玉・ふじみ野市で中学校に続き小学校でも導入(2025年4月22日)
- COMPASS、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が東京都足立区で採用学年を拡大(2025年4月22日)
- 内田洋行、日本の高専初の AI 学習施設を石川高専に導入 「AI Career Tech Center」を構築(2025年4月22日)
- 跡見学園女子大学、「デジタル人材育成に係る協定」を静岡英和学院大学と締結(2025年4月22日)
- ELSA Japan、鳥取県の青翔開智中学・高でAI英語学習アプリを中学校全学年に導入(2025年4月22日)
- パナソニック コネクト、大阪大学附属図書館全4館に顔認証を導入(2025年4月22日)
- KPMGコンサルティング、東京・兵庫の小中高6校で「サイバーセキュリティの特別授業」を実施(2025年4月22日)
- 不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」、2度目の卒業式を対面とオンラインで開催(2025年4月22日)
- 神奈川工科大学、画像情報処理システム研究室が読話トレーニングアプリ「読話クラブ」公開(2025年4月22日)