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2022年5月26日
日本システム技術とNTT EDX教育、ICTプラットフォーム事業で業務協定締結
日本システム技術は24日、同社とNTT EDXが、電子教科書・教材配信サービス事業における業務において、提供するシステムを連携させたサービスの提供を開始し、大学等の高等教育機関におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援する協定を締結したと発表した。同サービスの一つである「UNIVERSAL PASSPORT×教科書選定 DB」との連携については、京都先端科学大学で試験利用を開始しており、2022年4月から正式にサービスを開始した。

同サービスは、大学の教務・学生支援の基盤システムとなる「UNIVERSAL PASSPORT」と、教員によるオンライン上での教科書選定を支援する「教科書選定DB」との連携により、教科書DB上の教科書・教材等の書誌情報を シームレスに提供するもの。この連携により、教員の書誌の情報検索・閲覧・選書やシラバスへの反映、学生の教科書・教材等の購入から利用までを一元管理するなどの効率化を実現することで、利用者の利便性向上と、大学の業務負荷の軽減を図ることが可能となる。
同システムの利用による主な効果は、教員の教科書選定をデジタルでサポートすることと、職員の業務効率化が挙げられる。
教科書選定DBに登録されている書誌の中から出版社や版・著者を問わずオンラインで検索し、試読機能で新たな教科書との出会いを創出。さらにシラバス登録時に、授業で使用する書誌情報をワンクリックで正確にシラバスへ反映できる。
また、教員がシラバスに登録した書誌情報は、「教科書選定DB」で一元管理されている最新で正確な情報のため、職員がシラバス公開前に行う、教科書・教材等の題名や作者名、ISBNコード等の事前確認や修正などの業務を削減できる。
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