2022年9月21日
小学5年生「1分間の入力文字数49文字」、2015年文科省調査の8倍以上 =『全国統一タイピングスキル調査』結果報告=
教育ネットとミラボは21日、両社が共同開発したタイピングスキル向上をメインとしたデジタル教材『らっこたん』を使用した『第1回全国統一タイピングスキル調査』の調査結果を一部公開した。

今回の調査は2022年6月から7月に日本全国の児童生徒6813人が参加。学年別1分間あたりの正しい入力文字数などの統計結果を得ることができた。1分間あたりの正しい入力文字数は学年が上がるにつれ増加の傾向。文部科学省が2015年に実施した情報活用能力調査においては、キータイピング入力の平均速度が小学校5年生で1分間に5.9文字、中学校2年生で平均17.4文字であったことと比較しても今回の調査では小学校5年生で1分間に49文字、中学校2年生で平均60文字と大幅に増えていることが明らかになった。

また、入力文字数(日本語)50文字以上の各学年の割合の結果を見てみると、6年生以上で過半数を超える結果となっている。

ただし、タイピングスキルは個人差が激しく、1分間あたりの正しい入力文字数が少なく、入力速度が遅い児童生徒が一定数いることから、苦手意識を持つことなく、スムーズにスキルを向上させることが課題だという。
「第1回全国統一タイピングスキル調査」は9月末まで延長予定。また、『第2回全国統一タイピングスキル調査』を実施することも決定。第2回からの参加も可能で、第1回に引き続き参加した場合は、前回調査結果との比較レポートも返却する。
教育ネットでは今回の調査結果を詳しく説明する『タイピングスキル調査結果報告セミナー』を10月に開催予定。参加者を募集する。
開催概要
『タイピングスキル調査結果報告セミナー』
・10月11日(火) 10:00~10:30 、15:30~16:30
*午後の部は後半に意見交換会(任意参加)
・10月13日(木) 10:00~10:30 、18:00~19:00
*午後の部は後半に意見交換会(任意参加)
・10月15日(土) 10:00~10:30
『全国統一タイピングスキル調査』募集
参加申込み
<第1回全国統一タイピングスキル調査>
実施期間:2022年6月~7月
実施対象:日本全国の小中学生
実施人数: 6813人(アルファベット) 6013人(日本語)
関連URL
最新ニュース
- ビズヒッツ、「面接対策で苦労したことランキング」社会人500人アンケート調査(2025年12月18日)
- 近畿日本ツーリスト×長野県、御代田中学校で「オンラインバスケットボール部」練習会実施(2025年12月18日)
- 山田進太郎D&I財団、「Girls Meet STEM」の参画企業を250社規模へ拡大募集(2025年12月18日)
- ORENDA WORLD、熊本県立高森高等学校マンガ学科で「交換授業」第2弾を実施(2025年12月18日)
- ハッシャダイソーシャル、詐欺対策教材「騙されない為の教科書」の新版を全国の高校生に無償配布(2025年12月18日)
- 木村情報技術、有明工業高等専と半導体人財共育プラットフォームの無償提供に関する契約を締結(2025年12月18日)
- warmoria、教育・音楽・落語を融合した新発信プロジェクト「まなびと頭脳」開始(2025年12月18日)
- 三菱総研DCS、小中学校・特別支援学校向け「ロボットプログラミング入門」無償出張授業 希望校を募集(2025年12月18日)
- オンライン予備校「河野塾」、正月三が日に「共通テスト型KONO模試」無料実施(2025年12月18日)
- Mined、小中生向け無料イベント「不思議な”毒”の世界へようこそ」29日開催(2025年12月18日)











