2022年10月5日
立命館大学、大学の英語授業にAI自動翻訳サービスを試験導入
立命館大学は3日、NTTドコモのグループ会社であるみらい翻訳のAI自動翻訳サービス「Mirai Translator」を、「プロジェクト発信型英語プログラム」の英語授業に試験導入を開始したと発表した。
NTT ドコモとの連携協定のもと、AI自動翻訳ツールを大学の英語授業で利用することで、学習成果や学生の心理面などにどのような変化が生じるかを検証。英語スキル不足による学習への不安感を払しょくさせ、本来習得すべきプレゼンテーション能力の向上や、アウトプット精度の向上など、社会で使える英語スキルを、学生自身が能動的に体得することを目指す。
試験導入は、2023年3月31日(金)まで。「プロジェクト発信型英語プログラム」を受講する生命科学部・生命科学研究科、薬学部・薬学研究科、スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科、総合心理学部、人間科学研究科の学部生および大学院生約5000人が対象。
同サービスを大学の正課の英語授業で、利用に一切の制限を設けず、導入するのは日本初の試みだという。
みらい翻訳は、AI自動翻訳及びサービスの開発、販売・運営・保守業務を主に担う、ドコモのグループ会社。
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