2022年10月19日
7割の学校がデジタル化やDXを推進/システム、ソフトウェアの品質が課題=SHIFT調べ=
SHIFTは18日、調査レポート「教育業界におけるDXの実態調査(教育DXの推進状況と課題)」を公表した。

同社では今年1月に、学校教育機関および教育サービス提供企業に所属する正社員を対象にDX推進の取り組み状況に関する調査を実施し、740名から有効回答を得た。それによると、GIGAスクール構想やコロナ禍を背景に、タブレット端末の配布やWi-Fiの整備などのインフラを構築してきた国公立・私立の学校が73%と多数を占めた。一方で、学習塾を含めた教育サービスを提供する企業では、「費用対効果が見えにくい」「予算が足りない」といった理由から、DX推進が遅れている状況が多く見られた。

DX推進やデジタル化の内容については、インフラ整備や既存授業のオンライン化が中心となっており、教育DXの中心となるべき教育の質を高めるような施策を行っているという回答は少なかった。

また、開発もしくは使用しているシステム、ソフトウェアの使い勝手が悪い、不具合が多いといった課題が多く、製品品質やUXなどの魅力的品質を向上させるシステム開発や、使用するソフトウェアの目的に合った選定、および、それらを推進できる人材が必要とさせていることが窺える結果となった。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











