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2022年11月4日

OKI、全国の特別支援学校25校を結んだ「合同遠隔社会見学」を支援

OKIワークウェルは10月13日、全国25校の特別支援学校が共同で児童生徒254名を対象に実施した「合同遠隔社会見学」授業の運営を支援した。

移動が困難で外出が難しい子どもたちにITによって「遠隔で社会を見学」してもらう取り組みで、今回は山口県立周南総合支援学校を発信校として、周南市徳山動物園と、新幹線の顔であるボンネットを打ち出す山下工業所を紹介した。

授業では徳山動物園のスタッフが園舎内を歩きながら動物たちの様子を映像と音声で中継し、生物の種の保存などについて説明した。続いて山下工業所では、これまで手がけた歴代の新幹線車両を紹介し、板金の打ち出しによってボンネットを丸くする匠の技を見学した。合わせて、周南総合支援学校の生徒たちが全国から参加している生徒たちに向けて、動物や板金加工にまつわるクイズを発信し、質疑応答などを通して交流を図った。

OKIワークウェルは、通学困難な重度障がい者の在宅勤務雇用を推進しており、全国で82名の障がいを持つ社員が勤務している。障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、この他にも特別支援学校の生徒を対象とした遠隔職場実習や出前授業も実施している。同社による遠隔社会見学の支援は8年連続8回目となる。

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