2022年12月8日
リスキリングで学んだこと、6割が「非常に/ある程度活用できている」=UZUZ調べ=
20代若手に特化した人材紹介・教育研修事業を運営するUZUZ(ウズウズ)は7日、リスキリングに関する意識調査の結果を公表した。
同社は、IT分野の学習支援サービス「ウズウズカレッジ」でデジタル分野の動画教材を提供することで、20代若手人材や社会人のリスキリングを促進している。調査はUdemy、YouTubeの「ウズウズカレッジ」動画教材の利用者を対象に10月25日~11月25日に行われ、134名から有効回答を得た。
それによると、リスキリングの目的について約4割が「業務スキル向上、業務効率化のため」と回答。次いで「現職でのキャリアアップのため(昇格、異動)」と「転職のため」がそれぞれ約2割を占めた。
学習時間については、6割以上が「月に20時間未満」と回答。一方で「月に60時間以上」との回答も1割以上あった。4割以上が「終業後」に学習時間を確保していると回答。リスキリングにこれまでにかけた費用総額は、約6割が「3万円未満」と回答、「20万円未満」で約9割を占めた。
約6割がリスキリングで学んだことを「非常に/ある程度活用できている」と回答した一方、2割近くが「まったく活用できていない」と回答した。リスキリングをする上での課題はバラついており、最も多かった回答は「効率的な学習方法が分からない」だった。
リスキリングを支援するサポートについては、最多は「学習効果の改善」で約4人に1人。「リスキリングの目的、目標の整理」や「学習内容、スケジュール策定」がそれぞれ約2割を占めた。「コーチング」との回答も約1割あった。
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