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2023年1月17日

DNP、鑑賞システム「みどころキューブ」を小学校の授業で活用

大日本印刷(DNP)は16日、インタラクティブコンテンツシステム「みどころキューブ」を小学校の授業で活用し、子どもたちの探究力向上に向けた学習効果を検証する実証実験を行ったと発表した。

「みどころキューブ」を使った授業風景(左・中央)と画面イメージ(右)

「みどころキューブ」は、ミュージアムのコレクションや資料情報をキューブ(立方体)状のインターフェイスを通して多様な視点から鑑賞できる新しいビューア。同社ではミュージアム向けの鑑賞システムとして「みどころキューブ」を開発しており、今回の実証実験は、実際の学校授業でこの鑑賞システムを使用する初めての事例となる。

今回の実証は12月7日に三重県伊賀市立成和西小学校の公開研究授業として行われ、デジタルアーカイブ化された地域の歴史に関する資料の画像や情報を搭載した「みどころキューブ」を活用し、子どもたちの学習理解や学習態度に変化が見られたかどうかを検証した。

教師があらかじめ準備した教材用の「みどころキューブ」に子どもたちがアクセスし、タッチパネルなどで直感的に操作した。「みどころキューブ」内の資料や画像を回転させたり、キューブの中に入ったりすることで、多角的な視点から資料の関係を捉え、興味あるテーマを見つけながら自らの「問い」を設定した。また、「みどころキューブ」から外部サイトのデジタルアーカイブ資料にリンクし、詳しい情報にアクセスした。

今回、「みどころキューブ」は「みどころキューブSaaS型」として、インターネット上に公開され、専用アプリケーションをダウンロードする必要なく、子どもたちは1人1台配布された端末のWebブラウザからアクセスした。

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実証実験の詳細

大日本印刷

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