2023年1月18日
カタリバ、不登校支援の一環として夜間中学の活用を開始
カタリバは17日、不登校生徒の支援事業の一環として、夜間中学を活用する実証事業を開始したと発表した。
今回の実証事業は、カタリバが取り組んでいる不登校支援事業が、文科省の「夜間中学の設置促進・充実事業」に採択されたのを機に開始。東京・足立区立第4中学校で、夜間中学を活用した不登校支援の実証事業を行う。
同取組みでは、夜間中学に通う不登校の子どもたちに伴走すると共に、子どもたちを円滑に受け入れるための体制づくりを行う。
不登校の子どもたちが一人ひとりにあった学びの場を選択できるように、これまで不登校支援事業で得たノウハウを活かして、夜間中学を活用した新たな学びの場を届ける。
夜間中学は、もともと第2次世界大戦後に、生活のために働いていて義務教育を受けられなかった人のために設置されたもので、現在は何らかの理由で義務教育を受けていない人や、日本で義務教育を終了していない外国ルーツの人々が利用している、夜間に授業を行う学校のこと。
長期的な不登校で一から学び直しが必要な子どもたちにとっては、少人数で手厚い学習サポートを受けながら学べること、また起立性調節障がいの子どもたちなどにとっても学びの時間が適していることから、夜間中学は不登校支援に有効と考えられている。
足立区立第4中学校では現在、2人の生徒がこの取り組みを通じて夜間中学への登校を始めている。また、四国・香川県では、すでに夜間中学が不登校特例校に指定され不登校生徒の支援を行っている事例もあり、今後より一層活用が広がっていくことが期待されている。
【取組みの概要】
・カタリバが運営する居場所施設の中で夜間中学が適していると考えられる生徒や、教育委員会が紹介する生徒を夜間中学側に紹介
・夜間中学への登録など登校のための準備を支援
・紹介した生徒について個別支援計画コーディネーターが学びの計画を立てて該当生徒の学びに伴走
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