2023年1月23日
日本RPA協会、情報科学専門学校でRPAカリキュラムを試験導入
日本RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)協会は、RPAのカリキュラムを提供した授業を、12月1日~1月19日に、情報科学専門学校で実施した。
「LX人材育成部会」の活動の一環で、開発を簡単に感じられ成果も実感しやすい、デジタルの入口として適している“RPA”を学ぶことが、企業に求められるデジタルスキルを易しく身に着けることに繋がると考え、専門学校などへのRPAカリキュラムの提供を始めたという。
実施内容は、企業内のRPAの活用事例や活用の経験談を通じて、RPAが必要とされる背景や課題を理解する「RPA概論」。RPAツールを実際に体感しながら、RPAの技術的な特徴を理解する「ハンズオン」。そして、RPA活用する際の基本的な方法論を理解して、業務の中でRPAを活用するイメージを醸成する「実践知識」。
今後は、2023年後期の正式カリキュラム提供に向けて内容の改善やサポートサービスの設計・開発などを行う予定だという。
LXとは、「ある地域、またはある業界が、課題解決・目的実現に向けた事業変革の手段として、ノウハウや人材、環境などをローカル(地域、業界)で共有しながらデジタル化に取り組むべきである」として、同協会代表理事の大角氏が提唱している概念。
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