2023年1月24日
大阪工業大学、万博とその先に向けドローンのケータリング社会実験を実施
大阪工業大学は、大阪・関西万博とその先を見据えた水辺の賑わいに向け、ドローンのケータリング社会実験を2月2日に実施する。
大阪工業大学は水都大阪コンソーシアムと共同で観光やエンタテインメント、災害支援や物流といったさまざまな局面でのドローンの活用について検討してきた。今回、大阪市内の都心部をロの字にめぐる「水の回廊」にある水辺のにぎわい施設「β本町橋」と河川上を結ぶドローンの運搬による社会実験を2月2日に実施する。
今回の社会実験では、コーヒーやパスタなどのカフェメニューを、防水ドローンが河川上に浮かぶフロートまで運搬する。カフェメニューを収納するケータリングボックスには「スピーカー」を搭載しており、ドローンの発着にあわせて、フロート上の人物に話しかけることができるなど、単なる運搬だけではなく、親しみがもてる要素も加えている。
一般的に市街地はドローンに関する規制も多く、複雑な電波状況等の課題があるなか、水辺の新たな賑わいの可能性を探るため、同社会実験を実施する。
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