2023年2月16日
「勉強垢」の利用理由、「モチベーション維持」が主流 =スタディプラス調べ=
スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は15日、学習管理アプリ「Studyplus」ユーザーを対象に実施した「勉強用SNSアカウント(勉強垢)調査」の結果を公表した。

調査は昨年12月22日~26日に行われ、中学生・高校生・大学生・社会人などのユーザー4722名から回答を得た。それによると、各属性とも約3割が現在進行形で勉強垢を「持っている」と回答。最も多いのは「社会人」の学習者だった。「高校生・浪人生」「大学生・院生・専門学生」では「持っていたが、使っていない、もしくは削除した」の割合が高かった。「持っている」と回答したユーザーと合わせると、約半数が利用経験があるという結果になった。大学受験期に勉強垢を利用する傾向が見られる。

利用SNSを訊ねたところ、「中学生」「高校生・浪人生」では7割以上が「Instagram」を利用していると回答。「中学生」では「YouTube」「TikTok」の割合が約2割と、他の属性と比較して高くなった。「Twitter」の利用割合は年齢が上がるにつれて上昇。「大学生・院生・専門学生」では半数を超え、「社会人」では約8割に上った。「Instagram」の利用割合は年齢が上がるにつれて下がっており、「社会人」では約3割にとどまった。

勉強垢の利用理由は、各属性とも「モチベーションを維持するための勉強記録」が最多。「中学生」では9割以上、「高校生・浪人生」では8割以上に上った。次いで「勉強方法や勉強に関わる情報の収集」の回答が多く、「SNS上での新たな交流をはかる」という回答も学生で約2割、「社会人」では約4割に上った。
SNSで収集したい情報は各属性とも「おすすめの勉強方法」がトップに。「中学生」では「おすすめグッズ情報(文房具などデスク周り)」を7割以上が求める一方、「高校生・浪人生」は「受験に関する情報」や「大学(進学)情報」を多くが求めていた。
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