2023年2月22日
東大Cedep×ポプラ社、共同研究シンポ「デジタル社会は子どもの読書環境をどう豊かにできるか」開催
東京大学大学院教育学研究科附属「発達保育実践政策学センター」(東大Cedep)とポプラ社は、デジタル社会における子どもの豊かな読書環境について考えるオンラインシンポジウム「デジタル社会は子どもの読書環境をどう豊かにできるか?〜『紙』と『デジタル』のベストミックスの模索〜」を、3月14日にオンラインで無料開催する。
両者は2019年8月に、共同研究プロジェクト「子どもと絵本・本に関する研究」をスタートさせ、子どもを取り巻く絵本・本・メディア環境について、多層的・多面的な研究を行ってきた。
今回のシンポジウムは、同プロジェクトの一環として開催するもので、子どもの読書における紙とデジタル、読書とICT(情報通信技術)のベストミックスを考える手がかりとして、東大Cedepが共同研究の成果を含む関連する学術研究の知見を紹介する。
また、群馬・甘楽町立福島小学校司書教諭の青木いず美氏が、学校向けの電子書籍読み放題サービスやインターネット版の百科事典などを活用した実践について解説。その後、指定討論やディスカッションを通じて、子どもにとっての豊かな読書環境を実現するための方法について考えていく。
東大Cedepは、学内外の研究者、実践者、企業や団体、国や自治体と連携しながら、子育ての課題を協創探究し、解決の道筋を国際的に発信することを目的とした研究拠点で、2015年7月に設立。子育て・保育、発達基礎、政策、人材育成の4領域で先端的な研究に取り組んでいる。
開催概要
開催日時:3月14日(火)16:00〜18:00(15:30~入室可)
開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
主な内容:
・研究報告「子どもの読書における紙とデジタル~期待・実態・課題~」(発達保育実践政策学センター 特任助教・佐藤賢輔氏)
・実践紹介「GIGAスクール端末導入から2年~授業での電子書籍サービス等を活用した実践とその効果~」(群馬県甘楽町立福島小学校司書教諭・青木いず美氏)
・指定討論(学習院大学教授/東京大学名誉教授・秋田喜代美氏)
定 員:ライブ視聴先着1000人(要事前申込)
参加料:無料
関連URL
最新ニュース
- RIKEJO CAFE、「理系女子の就活に関するアンケート」先着100名にギフト券(2025年1月22日)
- ポータブルスキルを身に着けることに「関心がある」と回答した20代が9割超 =学情調べ=(2025年1月21日)
- 日本ではデジタルポートフォリオとAIを活用した履歴書が増加傾向に=Canvaレポート=(2025年1月21日)
- 群馬県太田市、年額60万円「太田市みらい給付型奨学金」令和7年度奨学生を募集中(2025年1月21日)
- 有明高専、東大大学院d.labと「半導体人材育成分野での包括連携協定」締結(2025年1月21日)
- ELSA JAPAN、東京成徳中高がAI英語発話支援サービス「ELSA Speak」を導入(2025年1月21日)
- IPA、情報処理技術者試験・支援士試験情報/令和7年度春期試験の申込受付を開始(2025年1月21日)
- 未来キッズコンテンツ総合研究所、「シンギュラリティバトルクエスト2024」優勝者決定(2025年1月21日)
- TENHO、文科省「DXハイスクール」採択校の取り組みで江別高校にAIプログラム提供(2025年1月21日)
- TENHO、生成AI活用「AI共創型探究学習プログラム」を全国の高校に提供(2025年1月21日)