2023年3月20日
LINE×和歌山県警・和歌山県教委、SNSでの犯罪被害防止に中高生向け教材を共同で開発
LINEみらい財団は17日、和歌山県警察と和歌山県教育委員会に協力し、SNSにおける青少年の性被害等の防止を目的とした中高生対象の教材「SNSによる社会への発信を考えよう」を共同開発したと発表した。
教材は主に3つの内容で構成されており、まず、ネットやSNSの特性を理解し、情報を発信する際にはどんなことに気をつけるべきかを考える。次に、性的な写真の送受信を行った際に法や条例に抵触する恐れがあるかを考え、犯罪のリスクについて学ぶ。最後に、性的な自撮り写真などを送るよう要求される事案に焦点を当て、被害を防ぐための断り方や第三者へ相談する際のポイントを身につける。こうした内容を通じて、自分が被害者にも加害者にもならないよう、リスクを予見し回避するための考え方や、何かあった時の対処方法について学べるようになっている。
教材はワークショップ形式になっており、生徒たちが自ら考えグループで議論し、考えを深められるように設計されており、授業用スライド、生徒用のワークシートのほか、教員用の手引きもセットになっている。
今回の教材開発は、常葉大学講師の酒井郷平氏の協力のもと、県警、県教委、LINEみらい財団が共同で行った。今後は、和歌山県内で中学校を対象に同教材の普及を図るほか、全国で広く活用できるように無償で提供する。
関連URL
最新ニュース
- 「THE日本大学ランキング2023」発表 1位は4年連続東北大学(2023年3月27日)
- 総務省、「統計データ分析コンペティション 2023」を開催(2023年3月27日)
- 学習プラットフォーム「Monoxer」、墨田区立桜堤中学校で平均得点率が上昇(2023年3月27日)
- 「こども家庭庁」の発足、主婦層の42.1%が「知らなかった」と回答=ビースタイル調べ=(2023年3月27日)
- 高校生の親「親自身が金融経済教育で学びたい」76.2% =アクサ生命調べ=(2023年3月27日)
- 子どもの小学校入学で過半数が「働き方の見直しを検討」 =放課後 NPO アフタースクール調べ=(2023年3月27日)
- 大学中退の理由、3割以上が「学びがいが感じられなかったから」と回答=NSGカレッジリーグ調べ=(2023年3月27日)
- 社会人に聞いた「学生時代の悩み」、TOP3は「人間関係」「自分のこと」「進路」=メディカル心理セラピー協会調べ=(2023年3月27日)
- 「第35回国際情報オリンピック」「第3回ヨーロッパ女子情報オリンピック」日本代表選手を決定(2023年3月27日)
- 富山高専、ワークショップ「iPadを使ったアプリの作成&SonyのMESH操作体験」開催(2023年3月27日)