2023年3月27日
学習プラットフォーム「Monoxer」、墨田区立桜堤中学校で平均得点率が上昇
モノグサは24日、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」が墨田区立桜堤中学校の生徒470名を対象とした実証事業で活用され、主要5教科の基礎事項テストの平均得点率が44%から70%へ上昇したと明らかにした。

同校では、Monoxerを活用して義務教育課程における個人間の学力格差の解消を目指している。Monoxerを通して、個別の学習遅れの要因に合わせた基礎定着学習を提供することで、生徒が主体的・対話的な授業に参加する前提を揃え、学校における指導要領の実践のための土台作りの実現を目指している。
昨年11月と12月に行われたMonoxer活用の実証では、事前テストと事後テストを比較すると、全学年、全科目において平均得点率が上昇する結果となった。特に1年生の国語(漢字)では49%上昇と顕著な変化が見られた。また、全学年の理科、3年生の社会、3年生の英語(英単語)、2年生の国語(漢字)では、いずれも80%の得点率を超えていたという。そうした成果を受けて今年4月から本格導入を開始する。
また同校では、不登校の未然防止や早期対応を目的とした「スモール・ステップ・ルーム(SSR)」においても、学習を通した登校支援の施策としてMonoxerが活用されている。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











