2023年4月6日
保護者が子どもに求めるもの、「コミュニケーション力」「レジリエンス」=atama plus調べ=
atama plusは5日、小学生~高校生の子どもを持つ全国の保護者1200人を対象に実施した、「子どもに身に付けてほしい力や理想の大人像に関する調査」の結果をまとめ発表した。その結果、保護者が子どもに求めるのは「コミュニケーション力」「レジリエンス」「セルフスターター」といった、大人の社会にも共通する力であることがわかった。

保護者が子どもになってほしい大人像に関する調査では、「他人とコミュニケーションをうまく取れる」36%が1位で、次いで2位が「失敗しても立ち直れる」30%、3位が「自分の意見を言える」「主体的に行動する」各24%だった。
なってほしい大人像(理想)と子どもの性格(現状)のランキングを比較すると、理想と現実の順位には違いがあることが分かった。例えば「失敗しても立ち直れる」は、なってほしい大人像では2位だったが、今の子どもの性格では8位だった。
また、「主体的に行動する」は理想では4位だったが、現状では11位。一方、「他人とうまくコミュニケーションを取れる」は理想では1位、現状では2位と大きな差はなかった。

子どもがこれからの社会を生き抜いていくために必要だと思う力に関する調査では、「他の人とうまくコミュニケーションをとれる」と「自分で判断して選んで決められる」が同率で1位だった。
そのような力を身に付けられるよう、親が気を付けていることを聞いたところ、「自分で判断して選んで決められる」については、「宿題などは最初にこれを今日中のどこかでやろうねと伝えて、あとはやれやれとしつこく言わない。自分の責任でやりなさいと伝えている」など、子どもが責任や選択を意識できるようにしているという回答が複数見られた。
「他の人とうまくコミュニケーションを取れる」については、「相手の立場に立って物事を考えること。相手の意見も聞きながら、自分の意見を伝えることができる力を付けること」など、双方向の対話を重視する回答がみられた。
調査を通じて様々な意見が見られたが、保護者が自分の子どもにとって重要だと答えた項目は、「失敗しても立ち直れる力」や「自分で決められる力」など、不確実で正解が1つではない令和時代だからこその回答とも考えられる。
また、重要視されている項目はビジネスパーソンにも必要だとされるスキルが多かった。例えば、困難をしなやかに乗り越え回復する力である「レジリエンス」は心理学用語で、昨今は組織も個人もこれを持つことが必要だとされている。
調査に回答した保護者は主に働く30代から50代までの世代であることから、自身が社会に出て必要だと思っているスキルを子どもにも期待していることがうかがえる。
この調査は、小学生~高校生の子どもを持つ全国の保護者を対象に、2022年10月7日~12日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1200人。
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