2023年4月11日
グロービス経営大学院、ChatGPTを活用した対話型学習システム「GAiChaL」を「ナノ単科」に実装
グロービス経営大学院は10日、ChatGPTを活用した対話型学習システム「GAiChaL(GLOBIS AI Chat Learning)」を開発し、MBA単位「ナノ単科」に実装した。合わせて、スマートフォンアプリ版ナノ単科(iOS/Android対応)を正式リリースしたと発表した。
ナノ単科は、グロービスが提供する動画学習サーヒス「GLOBIS学び放題」のコンテンツを活用して動画とAIを組み合わせた学習プログラム。グロービス経営大学院単科生制度の1/3の授業料で1/3の単位(0.5単位)が取得できる新たな科目として、昨年4月からサービスを提供している。
このたびOpenAI社がChatGPTのAPIを公開したことに伴い、ナノ単科にGAiChaLを実装し、演習問題に対して質疑応答を通して対話的に学習するシステムを導入、すでにナノ単科受講生によって活用されている。GAiChaLでは、グロービスの経営教育のノウハウをコンテキストに織り込むことでChatGPTの回答を方向づけ、自然な対話によって経営学の概念を学べるように工夫している。
ナノ単科では今夏、リーダーシップ・キャリアビジョン、戦略思考、アカウンティング、クリティカルシンキング、マーケティング入門講座など5科目、9クラスの開講を予定している。入学金は無料、受講料は4万円。期間は6週間。
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