2023年5月12日
エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ、ICT環境利用のための教員向け研修カリキュラム開発
エヌ・ティ・ティラーニングシステムズは10日、静岡大学と共同で、新たな教員研修カリキュラムと教材を開発したことを発表した。
カリキュラムは、教員がタブレットPCなど学校に整備されたICT環境を効果的に活用し、児童生徒の学びを向上させることが目的で、同社の教員向け研修メニューとして提供する。
静岡大学 教育学部 塩田 真吾准教授との一年間の共同研究を経て、「ネットの長時間利用の予防に向けて―タイムマネジメント力の育成―」と、「ICT利活用研修―ICTを「使う」から「使いこなす」へ―」の2種類の教員研修メニューを開発した。
「ネットの長時間利用の予防に向けて」では、子どものタブレットPCの長時間利用を予防する具体的な指導方法を学ぶ。参加型のワークショップを通して、タイムマネジメントの基礎とその指導法を学び、児童生徒のタイムマネジメント力を育む。
「ICT利活用研修―ICTを『使う』から『使いこなす』へ―」では、学習活動に焦点を当てた授業デザイン支援ツールを活用して授業設計方法を学ぶ。参加者はタブレットPCを単に使うだけでなく、学習目的に応じてアプリ等を使い分け、より効果的な授業を設計できるようになり、研修後、効果的にICTを使いこなす能力を身につけることができるという。
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