2023年8月25日
日本でのAI人材採用は2016年から24%増加 =LinkedIn調べ=
LinkedInは、AIに関するスキルの動向を分析するグローバル調査「The Global Future of Work Report: State of AI @ Work」の結果を発表した。
分析では、登録ユーザーのスキル取得や、キャリアの動向を調査。その結果、AIは企業において労働環境を変革していて、企業側ではAI関連のスキルを持つ人材を積極的に採用したいと考えていることがわかった。従業員側でもAIスキルの習得をする動きがあり、キャリア成長にとってAIスキルが重要であると双方が認識している。一方で、AIスキルとは別に、AIでは担えない人間らしさとしてソフトスキルも重要視されていることがわかった。
APAC地域におけるAI人材の採用成長は、2016年の全体的な採用動向を上回り、企業は多くのAI人材を採用している。(日本 24%増、インドネシア 20%増、シンガポール 14%増、オーストラリア 12%増、インド -6%減)。
AIスキルを持つプロフェッショナル人材の割合は近年急激に増加。6月時点でのAIスキルを持つメンバーの割合は、2016年1月と比較すると、9倍に達している。
オーストラリアの74%、インドの71%の経営層が、AIスキルよりもソフトスキルの方が組織にとって価値があり、AIではない人間らしさを示すソフトスキル(創造性、問題解決力、コミュニケーション能力)がより役立つという。
日本で人気のAIスキル1位は、機械学習(Machine Learning)。2位は、人工知能(Artificial Intelligence、AI)。3位はディープラーニング(Deep Learning)だった。
調査概要
調査対象:LinkedIn登録ユーザー
対象国:アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、インド、アイルランド、イスラエル、イタリア、メキシコ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、イギリス、米国、日本
調査時期:6月データを使用
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