2023年9月22日
武蔵野大学、文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラムプラス」に選定
武蔵野大学は21日、同学データサイエンス学部の「データサイエンス・AI人材教育プログラム」が、文部科学省の2023年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定されたと発表した。
具体的には、8月25日付で、同認定プログラムの「応用基礎レベル」に認定されたほか、「応用基礎レベルプラス」にも選定された。
「応用基礎レベルプラス」の選定については、多数の企業との連携によるインターンシップの実施、学生と企業担当者とのディスカッションなど、独自の工夫と特色を備えた教育プログラムが実践力を育成する取り組みとして高く評価された。
今回、「応用基礎レベルプラス」に選定された同大の同教育プログラムは、データサイエンスや人工知能(AI)技術などへの関心を高め、それらを扱うための事前知識・スキルを習得するのが目的のプログラム。
特長の1つである「未来創造プロジェクト」は、1年次の後半から始まるゼミ形式の研究活動で、学生は実社会の課題解決に必要なデータサイエンスとAIのスキルと知識を実践的に学び、連携企業との成果発表会で実社会からのフィードバックを受けながら各自の価値創造を確認する。
さらに、同教育プログラムではすべての科目にグループワークを導入して、学生が能動的な協調学修を行う。また、学会への積極的な発表や海外大学との連携活動、連携協定企業でのインターンシップも早期から実施。
これらの取り組みを通じて、3・4年次からのエキスパートレベルの学修を深化させ、実践的なデータサイエンス応用、プレゼンテーション能力、チーム協力、グローバルリーダーシップ能力を発展させ、実践力を備えたデータサイエンティストを輩出している。
同認定プログラムは、内閣府・文科省・経産省の3府省が連携して、各大学・高専での数理・データサイエンス・AI教育の取り組みを奨励するための認定制度で、認定(既認定含む)された教育プログラムの中から、先導的で独自の工夫・特色があるものを「認定教育プログラム(リテラシーレベル/応用基礎レベル)プラス」として選定。
今年度までに「応用基礎レベル」に認定された138件(大学単位54件、学部・学科単位84件)の内、今回7件が「応用基礎レベルプラス」として選定されたが、過去の選定も含め、学部・学科単位での応用基礎レベルプラスへの選定は、私立大学としては今回が初。
また、同大は2021年に、「副専攻AI活用エキスパートコース」の入門科目「データサイエンス・AI入門」が同制度のリテラシーレベルとしても認定されており、文系・理系問わず全学生がデータサイエンス・AIについて学修している。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











