2023年10月6日
ICT教材「eboard」、デジタルドリルで「UDデジタル教科書体」が選択可能に
eboard(イーボード)は5日、同法人が開発・運営するICT教材「eboard」が、デジタルドリルのフォントとして、「UDデジタル教科書体」を選択できるようになったと発表した。
「UDデジタル教科書体」は、フォントメーカーの「モリサワ」がディスレクシア(読み書き障がい)、ロービジョン(弱視)などに配慮して開発したユニバーサルデザイン書体で、学習指導要領に準拠している。
ディスレクシアは、学習障がいの1つで、知的な発達に遅れはないものの、文字や文章の読み書きに困難があり、また、周囲も自分自身も気付かないことも多く、努力しても学習の成果が出ないことから学校の授業に参加しづらくなり、不登校などにつながることもある。
「読み」に困難を抱える子どもは、一般的な教科書体やゴシック体の形状や線の強弱などにストレスを感じたり、手書きの文字との違いに戸惑うことがあり、同教科書体は、そうしたフォントの欠点をカバーして、書き方の方向や点・ハライの形状を保ちながらも、太さの強弱を抑え、読みやすさを重視したフォントになっている。
また、eboardは、ICT教材「eboard」を利用する学校・団体の中で、同教科書体の導入を希望する学校(先着100校)を募集している。希望する場合は、利用する学校・団体単位での申込みができる。
ICT教材「eboard」は、公立学校と個人は無償で利用することができ、全国1万1000校以上の教育現場で、毎月20〜30万人が利用。利用者の中には障がいや特性などから学習に困難がある子どもも多く、2022年度の個人アカウント申請のうち、37.1%が「障がいや特性などから学習に困難がある」という理由だった。
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