2023年10月19日
IIJ、千葉市立全学校168校の情報教育を実現する新ネットワーク・システムを提供
インターネットイニシアティブ(IIJ)は17日、千葉市立の全ての学校(小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校)168校が利用する教育情報ネットワーク「CABINET」の更改案件を、千葉市教育委員会から落札したことを発表した。
今回の案件では、「CABINET」を構成する学習系ネットワークと校務系ネットワークおよびシステムのリニューアルを目的とし、新たなデータセンターでの学習・校務システム用の仮想基盤の構築やシステムの移行をはじめ、データセンターからの300Gbpsの帯域保証型インターネット接続環境、学校等拠点とデータセンターをそれぞれ1~3Gの専用回線で結ぶWANに加え、学校等拠点への7700台以上のネットワーク機器や提供サービスすべての運用保守とヘルプデスク設置等を行う。千葉市の学校現場において高度な情報教育を実現するICT環境を包括的に提供する。
なお、300Gbpsの帯域保証型インターネット接続サービスの提供は、同社における単独団体向けの契約としては、ネットワーク事業者を除いて過去最大級となるという。データセンターには各認証基盤や、学習・校務システムとコミュニケーションインフラ基盤、セキュリティ基盤を構築し、児童・生徒をインターネット上の脅威から保護するとともに、学習業務や校務で取り扱う機密性の高いデータも安全に管理する。
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