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2023年10月25日
Track、デジタルスキル標準と国家資格試験に準拠「デジタルスキルパスポート試験」リリース
DX人材の採用・育成・評価のためのHRプラットフォーム「Track(トラック)」を展開するギブリーは23日、デジタルスキル標準とITパスポートや基本情報技術者試験といった国家資格試験領域に完全準拠したスキル総合診断テスト「デジタルスキルパスポート試験」を公開したと発表した。
これによりDXに関わる全てのビジネスパーソン、ソフトウェアエンジニア、データサイエンティスト、UI/UXデザイナーなど、DX推進に必要とされる人材が職種別に身につけるべき知識・スキルを習得するためのサポートが可能となる。
デジタルスキル標準は、データ活用やデジタル技術の進化による産業構造の変化を背景に、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が取りまとめ、令和4年12月に発表したもの。ビジネスパーソン全体がDXに関する基礎的な知識やスキル・マインドを身につけるための指針である「DXリテラシー標準」、及び、企業がDXを推進する専門性を持った人材を育成・採用するための指針である「DX推進スキル標準」の2種類で構成されている。
同試験は、全てのビジネスパーソン向けのLv.1と、DX推進人材に求められる共通スキルを測るLv.2にて構成されている。Lv.1は経済産業省が提唱する「DXリテラシー標準」の内容、およびIPAが展開する「ITパスポート」の試験要領が網羅的に出題され、DXリテラシースコア、ITパスポートスコアそれぞれの詳細レポートを出力することができる試験。全てのビジネスパーソンが身につけるべきDX推進に必要な能力・スキルを測ることができる。また、最新の生成AI領域への改定にも対応しており、生成AI関連のスコアも確認できる。
エンジニア向けのLv.2では、知識問題だけではなく、実務問題(アルゴリズム問題、ソフトウェア開発問題、データサイエンス問題)が含まれており、基本情報技術者試験の領域をより網羅的に測る基本情報試験と、DX推進スキル標準(DSS-P)をより深く満たす試験の2種類から選べる。
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