2024年1月10日
1都3県の英会話スクール・英語教室で「英語を話す力」が伸びている実感 =JOI調べ=
じゅけラボ予備校は5日、じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOIが、子どもが英会話スクールや英語教室に通っているまたは通っていたことがあると回答した1都3県(東京都330人・神奈川県330人・千葉県330人・埼玉県330人)の親に実施した、英会話スクールや英語教室における「英語を話す力(スピーキング力)」の成果に関するアンケート調査を発表した。
それによると、「子どもが英会話スクールや英語塾に通った結果、『話す力』はどうなったか?」の問いでは、地域差があり、伸び悩みを感じる親も半数近くという結果だった。
「『伸びた』と感じる人の割合」は、1位が東京都で58.8%、2位が埼玉県で52.8%、3位が千葉県で48.4%、4位が神奈川県で46.4%となった。結果として、東京都が英会話スクール等の英語教育で英語を話す力が「伸びた」と感じる人の割合が最も高く、約6割が英語を話す能力が「伸びた」または「やや伸びた」と感じている。続く埼玉県、千葉県、そして神奈川県でも、おおよそ2人に1人の親が子供の英語のスピーキング能力向上を感じている。
「『どちらでもない』と感じる人の割合」は、1位が神奈川県で29.7%、2位が東京都で23.3%、3位が千葉県で20.9%、4位が埼玉県で20.6%だった。
「『伸びなかった』と明らかに感じる人の割合」は、1位が神奈川県で24.0%、2位が千葉県で20.9%、3位が東京都で17.9%、4位が埼玉県で17.0%だった。
「『伸びた』と感じていない人の割合」は、1位が神奈川県で53.7%、2位が千葉県で41.8%、3位が東京都で41.2%、4位が埼玉県で37.6%だった。
同調査より、英会話スクールや英語教室に通わせた結果、子どもの英語を話す力(スピーキング力)の成果についての親の実感が地域ごとに違いを示していることが明らかになった。特に、東京都では6割近くの親が子どもの英語のスピーキングの能力が伸びたと実感している一方、神奈川県では英語のスキル向上に対する肯定的な感じが最も少なく、また「どちらでもない」と感じる人や「伸びなかった」と感じる人を合わせると5割強も存在しており、1都3県の中で最も多いことが判明した。
さらに注目すべきは、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で約4〜5割の親が英語のスピーキング能力に対して不満足であると感じている点。
多くの親が子供の英語教育に関して高い期待を持ちつつも、英語を話すスピーキング力に関しては、その期待が十分に満たされていない状況が浮き彫りとなる結果になった。
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