2024年1月19日
保護者のうち中学受験賛成派は約3割、子どもの声を尊重する声が多い=イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は18日、「受験とキャリア教育に関する調査」の結果を公表した。
調査は、子どもを持つ親や親族を対象に12月5日~26日に行われ、334名から回答を得た。
それによると、約3割の親が子どもの中学受験に賛成と回答した。その理由としては「より良い環境で学んでほしいから」が最も多くなった。
一方で、「どちらかというと受験しなくても良いと思う」「受験しなくても良いと思う」と回答した親は合わせて約7割となり、その理由としては「好きなように時間を使ってほしいから」が圧倒的多数を占めた。
中学受験は「子どもが受験を希望するとき」や「子どもが進みたい進路に必要となったとき」にさせたいという回答がいずれも半数近くに上り、子どもの意見を尊重する声が多い結果となった。
約8割の親が2025年から大学受験に「情報」が追加されることを知らないと回答した一方で、9割以上が「情報」などの新しい科目の授業が小学生の時から必要だと考えていた。
「情報」のほかに必要だと思う教育内容を複数回答で訊ねたところ、1位「コミュニケーション能力」、2位「金融リテラシー」、3位「ディスカッション能力」が上位を占めた。
また、「情報」など追加で必要になるスキルはどこで学習させたいと思うかを訊ねたところ、コロナ禍で注目されていた家庭学習やオンライン学習を抜いて「学校」が最も多くの回答を集めた。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.436 千葉県立市川工業高校 片岡伸一 先生(後編)を公開(2024年12月11日)
- 山梨県、2025年度から25人学級を小学校5年生に拡大、26年度には全学年に導入(2024年12月11日)
- GUGA、大阪府と「求職者等へのDX(IT)に関するスキル等の習得を通じた持続可能な就職支援モデルに関する協定」を締結(2024年12月11日)
- 指導要録の「行動の記録」、教職員の96%が「明快な評価ができていない」と回答 =School Voice Project調べ=(2024年12月11日)
- 仕事をしている母親の子どもの方が希望の中学校に合格している =ひまわり教育研究センター調べ=(2024年12月11日)
- LINEヤフー、「Yahoo!検索」で検索結果面に小学校で習う漢字の書き順動画を掲出(2024年12月11日)
- カラダノート、「ママ・パパが選ぶ今年の漢字ランキング」を発表(2024年12月11日)
- 大学就学を支援する返済不要の給付型奨学金「金子・森育英奨学基金」 総額260万円への増額(2024年12月11日)
- ノーコード総合研究所、大阪府立吹田東高校で「ノーコード開発研修」を実施(2024年12月11日)
- Musio ESAT-J通信教育、世田谷区立太子堂中学校と実証実験を実施(2024年12月11日)