2024年1月30日
トリプルアイズ、「AIによる就職面接アドバイスシステム」の共同研究を開始
トリプルアイズは29日、立教大学スポーツウエルネス学部(小林哲郎准教授、村本宗太郎助教)、SHIN4NY、エクスマイルの3者と共同で「感情推定AIによる印象測定システム」の共同研究をスタートさせたと発表した。
同システムは、トリプルアイズの画像認識による感情推定AIエンジンとSHIN4NYの音声解析による感情推定AIエンジンを組み合わせることで、ユーザーが他者に与えている印象を客観的に判断するもの。
同大の小林哲郎准教授、村本宗太郎助教がデータ分析を行い、客室乗務員志望者の就活指導を行うエクスマイルが面接指導でデモ導入。表情、音声のデータ分析から印象の根拠となる総合的な指標を解析し、表情と音声の総合点などから好印象を判定するシステムを目指す。
同システムは、就活生が自ら訓練を行うことで講師料などの費用を削減することができる。また、従来の面接指導は話の内容(言語情報)を中心に行われており効果的な指導ができていなかったが、同システムはこうした従来の課題を解決する。
就活支援にとどまらず、同様の課題を抱えている、接客・接遇分野、人材研修・教育分野、結婚紹介分野にも大きなニーズが見込まれる。
同大では、スポーツ指導者の表情などからデータ分析を行い、指導者が自らを客観的に評価するための指標づくりに取り組んでおり、中長期的には、同システムを一般ユーザーに専用アプリで提供することも想定でき、大きな市場の開拓も望めるという。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)