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2024年2月5日
リートンテクノロジーズ、日大芸術学部と千葉工大で「プロンプトソン」を開催
リートンテクノロジーズジャパンは、日本大学芸術学部と千葉工業大学の学生に、ノーコードでカスタムAIチャットボットやAIツールを制作できる「リートン・スタジオ」を提供して、両大学で「プロンプトソン」を開催した。
リートン・スタジオは、ノーコード、つまりプログラムコードを知らなくてもプロンプトツールを制作できるサービスで、日本語で指示(=プロンプト)を設定することで、誰でも 「YouTube 動画説明生成ツール」や「商品紹介生成ツール」など、生活や仕事に活用できる、自社もしくは個人専用のカスタムAIツールを作成できる。
また、プロンプトソンは、AIとの対話で、AIに入力、命令するテキストを指す「プロンプト」(prompt)と「マラソン」(Marathon)を組み合わせた造語で、同社が提供するプロンプトソンを「リートン・プロンプトソン」と呼んでいる
同社はこれまで、主に法人向けにプロンプトソンを開催しており、大学生向けは今回が初の試み。両大学では授業や課題、教授とのコミュニケーション、就職活動、SNSなど、大学生ならではの視点でバラエティに富んだ様々なツールづくりが行われた。
日大芸術学部のプロンプトソンは、1月23日に、同学部の江古田キャンパスで開催。21人の学生が3人ずつのグループに分かれて制作した結果、「ボイスドラマ台本作成ツール」が最優秀賞に選ばれた。
「ボイスドラマ」は、ネット上で配信される音声作品のことで、現在SNSで注目を集めているジャンル。自分が体験したいシチュエーションと自分・相手の名前、相手の口調(タメ口・敬語・ツンデレ)を設定すると、短編ドラマ風の台本を制作。制作のアイデア出しにも活用できるという。
一方、千葉工大のプロンプトソンは、1月26日に、同大津田沼キャンパスで開催。教員を含む33人が3~4人ずつのグループに分かれて制作した結果、「スキマ読み小説生成AI」が最優秀賞に選ばれた。
同AIは、登場人物や好みのジャンル、小説の書き出しを打ち込むと、小説の書き出しを生成。文字数が400字以内に設定されており、電車に乗っているときや病院の待ち時間など、ちょっとしたスキマ時間にオリジナルの小説づくりができる。
また、授業の急な欠席や課題の提出が遅れてしまったときなど「教授に謝りたいとき」 に、教授の名前と親密度・人柄を入力すると、最適な謝罪文を作成してくれる「教授ごめん」 (日大芸術学部)と、無意味な言葉を生成して日本語の音を楽しむ「デュクシ生成ツール」(千葉工大)などユニークなツールが、「リートン賞」に選ばれた。
【開催概要】
■日大芸術学部プロンプトソン
開催日時:1月23日(火) 13:00~17:00
開催会場:日大芸術学部江古田キャンパス西棟
参加者数:21人
■千葉工大プロンプトソン
開催日時:1月26日(金) 13:00~17:00
開催会場:千葉工大津田沼キャンパス7号館1階
参加者数:34人(教員を含む)
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