2024年2月15日
不登校経験者の94%がスクールカウンセラーは再登校の実現につながらないと回答=スダチ調べ=
スダチは13日、スクールカウンセラー(スクールソーシャルワーカーを含む)の実情についてのアンケート結果を発表した。
調査は、子どもの不登校を経験した、同社のサービス利用者が対象。調査結果からは、不登校を経験した際、多くの保護者がまずはスクールカウンセラーに相談している実情が改めて明らかになったという。しかし、面談しても不安の解消にはつながらず、94%の保護者が、再登校は実現できないと受け止めていた。
一方で34%が、また不登校になった際も、スクールカウンセラーに相談すると回答。カウンセラーに悩みを吐き出すことで落ち着くことができたという感想もあり、再登校実現以外の目的では、相応の役割があることも伺えたという。
スクールカウンセラーは不登校児童生徒のケアをはじめ、児童生徒・保護者・教職員の相談窓口となることを目的に、国が1995年度から実践研究を開始。2022年度には全国約3万校の小中高校へ配置が完了している。
アンケート実施概要
実施時期:2023年12月
対象者:不登校を経験した家族238組
有効回答:74名(31%)
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)