2024年2月20日
佐賀・基山町の未来を創る「高校生プロジェクト」、クラウドファンディングを開始
JICU(ジク)、東明館中学校・高等学校、palanの3者が進める、高校生たちによるAR技術を活用したまちおこしプロジェクト「ARミライナビ基山プロジェクト」は19日、クラウドファンディングを開始した。
同プロジェクトは、東明館高校の探究ハウス1年生が授業の一環として、今年1月~3月に基山町の駅前やモール商店街を中心とした各商店を取材し、その特徴や魅力を活かしたARコンテンツを作品として制作。3月13日に同町と合同で発表会を行うというもの。
ローンチ後、観光客や利用客はアプリをインストールすることなく、各店舗に設置されたQRコードからそのままAR作品にアクセスすることができるようになる。
スマホから店の外観や内装、商品などを実際に見ながら、高校生が拡張現実(AR)として付加したストーリーや情報が楽しめ、各店舗の独自性と魅力をより深く伝え、来場体験を充実させることができる。
AR作品は、palanのプラットフォームを利用して、高校生がノーコードで開発。作品は同社が開発したARマップを通して一覧化され、観光客や利用客は各店舗を回遊しながら、高校生が制作したAR作品を楽しむことができる。
今回のプロジェクトは、どこの資金援助も受けず、目的達成のために「100%手弁当」でやってきたが、せっかく高校生が素敵な作品を作っても、資金が無かったら、QRコード付きのポスターを各店舗に貼ることも、プロモーションも何もできない。そして、何よりこれから先が続けられない、という壁にぶつかった。
そこで今回、資金集めに加え、関わってくれる人を増やすために、クラウドファンディング(目標金額:30万円)を実施することにした。
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