2020年10月5日
静岡聖光学院の教員有志、「未来の教室プロジェクト」でクラウドファンディング実施
静岡聖光学院中学・高校の若手教職員有志で構成する「未来の教室プロジェクト」のメンバーは、オンライン授業と教室授業が両立するハイブリットな「未来の教室プロトタイプ」の実現を目指して、10月15日までクラウドファンディングを実施している。
教職員たちは、プロトタイプモデルでの授業の実践で得た知見を、日本中の学校関係者や保護者に広く知ってもらい、「未来の教室」の在り方を議論するムーブメントを起こしたいという。
だが、教育現場でも、予算や助成金によって年間の教育計画が組み立てられており、今回のコロナショックのような非常事態に予算が不足した場合には、時宜に応じた臨機応変な対応がなかなか取れないのが現実。
そこで教職員たちは、社会課題に向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」を活用して自分たちでお金を調達。教室の在り方・教育の未来を問いかけるムーブメントの拡散を図ることにした。
クラウドファンディングの返礼品(リターン)については、地元企業のタミヤと佐藤園が協力。タミヤからは限定モデルのオリジナルミニ4駆と生徒デザインのオリジナルTシャツ、そして佐藤園からはオリジナルお茶缶(茶葉60g)をリターン。
「未来の教室プロトタイプモデル」スケジュール
・プロトタイプ運用試験開始:9月1日(火)~
・運用検証期間:9月1日(火)~11月30日(月)
・クラウドファンディング:10月15日(木)終了
・報告書完成:12月頃
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)