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2024年4月4日
Neatframe、沖縄の大庭学園へのビデオ会議デバイスブランド「Neat」導入事例を公開
Neatframeは2日、大庭学園におけるNeatデバイス導入事例をホームページに公開した。
沖縄県の沖縄本島に位置する大庭学園では、離島で学ぶ学生に向けて、Neatデバイスを利用したオンライン授業を行っている。ウェブサイトに掲載したインタビュー記事では、オンラインで専門職を養成する意義や、タイムラグが少なく学生一人ひとりの顔がよく見える等のNeatデバイスのメリットが語られている。
大庭学園は福祉の人材不足を解消するため、保育士や介護福祉士などの育成事業を展開。沖縄県の離島では専門人材や教育機関が限られるため、そこに住む人たちに向けたオンライン授業も提供。2017年からは、石垣島在住の方がオンラインを活用して保育士・幼稚園教諭の資格を取れるよう「石垣集団学習会場」を開設している。
当初使用していた機器では、本校と石垣会場の教室をつないで利用すると、一番後ろに座る学生の表情が確認しづらく、学生たちの反応を見て授業をするのが難しい状態。双方向で同時に話すと音声が途切れる、画面共有時の操作性が悪い、インターネットを介しての共有ができないといった課題もあった。
それらの問題を解決できるデバイスとして選ばれたのが、「Neat Bar」。タッチ式で接続できる操作性の良さや音声の聞き取りやすさ、学生の顔が見える点が高く評価された。双方向から同時に話しても音声が途切れず、マイクからの距離にかかわらず参加者の声を一定の音量で届けられるため、後ろの席にいる学生とも自然にコミュニケーションをとることができる。
ワンタッチで呼び出しができ、ケーブルを挿せば画面共有ができるなど、操作が簡単で通信トラブルや操作方法に関する問い合わせも減少。カメラに搭載されたAIセンサーが会場の一人ひとりを認識してズームアップする「シンメトリー機能」によって、学生の表情や反応を個別に確認できるようになった。
保育士資格を取得するための、読み聞かせや”手袋シアター”といった演習を行う際も、オンラインでありながら学生の表情や緊張感がリアルに伝わり、対面と同じ感覚で授業ができると教員から好評を得ている。
離島で福祉の専門職養成を展開するには、オンラインの活用は必須条件。オンラインによる通信教育事業が石垣島以外の離島にも広まれば、より多くの人材を育てることができ、離島間の格差解消や福祉の人材不足に寄与できる。大庭学園における導入事例のインタビューでは、石垣会場からオンライン授業を受けた学生の声や今後の展望についても語られている。
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