2024年5月1日
昭和大学などの研究チーム、JAXAと共同研究を締結し宇宙医科学研究をスタート
昭和大学は26日、JAXAと共同研究を締結し、宇宙医科学研究をスタートすることを発表した。
同学の茶谷昌宏准教授(歯学部歯科薬理学講座/薬理科学研究センター)が提案した企画がJAXA宇宙科学研究所2024年度フロントローディング研究に採択された。
研究チームは、重力や宇宙放射線が生命に与える影響を解明し医学に応用する、宇宙医科学研究をスタートする。
研究では、模擬微小重力発生装置や加重力発生装置を使用し、遺伝子改変マウスなどの生物に重力変動を与える実験を行うことで、重力に対する生体の応答機構を分子レベルで明らかにし、将来的には宇宙ステーションでの実験につなげることを目指す。
同研究から得られた成果により、人類が宇宙に進出する際の健康管理への貢献や、新しい生命原理の発見が期待されるという。
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