2024年5月16日
中学生の定期テスト前勉強、大多数が「1日3時間半、準備開始は1~2週間前から」=塾選調べ=
DeltaXは15日、同社が運営する塾選びサービス「塾選」が、中学生の子どもを持つ全国の保護者100人を対象に実施した、「中学生の定期テスト前の勉強時間に関する調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、定期テストの有無に関わらず、日常的に学校の宿題や塾の授業を除いた自主的な家庭学習をしているかどうかを聞いたところ、約7割(72%)が「家庭学習をしている」と回答。中学生の多くが普段から勉強に取り組んでいることが分かった。

平日の勉強時間を聞いたところ、1日あたりの平均は約1時間半で、学年別で見ると、中1生は約1時間、中2生は約1時間38分、中3生は約1時間51分という結果になった。学年が上がるにつれて平均勉強時間も増えている。

また、定期テスト前の勉強時間を聞いたところ、平均は1日3時間半で、4割以上の生徒が2時間以上勉強時間を増やしていることが分かった。定期テスト前に勉強時間が増えるかどうかについては、約8割が「増える」と回答。多くの中学生が定期テスト前には勉強時間を増やして準備していることが分かった。
では、定期テスト前は具体的にどれくらい勉強時間が増えるのか?アンケートによると、テスト前に増やした勉強時間は平均で約2時間だった。普段の平均勉強時間が1日あたり約1時間半なので、テスト前には1日あたり平均で約3時間半勉強していることになる。
増えた勉強時間の詳細を見ると、最も多かったのが「1時間~1時間半」21%で、次いで「1時間半~2時間」20%だった。勉強時間が2時間以上増えている中学生も多く、全体の約4割を占めた。中学生の多くは普段から勉強に取り組みながら、テスト前になると勉強時間を約2時間増やして準備をしているようだ。

また、定期テストに備えて「どれくらい前から準備を始めているのか」を聞いたところ、最も多かったのは「2週間前」37%で、次いで「1週間前」29%。約7割の中学生が「1~2週間前から」定期テストの準備を始めていることが分かった。
この 調査は、中学生の子どもを持つ全国の保護者を対象に、3月にインターネットで実施した。有効回答数は100人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













