2024年5月16日
高校の選定理由、親世代と現役学生世代の選定ポイントに差=ネオマーケティング調べ=
ネオマーケティングは15日、学校ブランディングに関する調査の結果を公表した。
調査は現役高校生もしくは高校生以上の子どもを持つ親を対象に、2月5日~7日に行われ、1万1259名から有効回答を得た。それによると、高校に入学する際の選定理由は、いずれの区分・世代においても「教育レベルの高さが適切であった」ことが最も多かった。
しかし、公立高校においては、現役学生世代が親世代より「進学率・進学実績」を18.0ポイント、「クラブ活動」を16.3ポイント実施する結果となった。私立高校においては、現役学生世代が親世代より「校舎がきれい」を16.5ポイント、「設備の充実」を7.8ポイント重視していた。
進路・進学について一番相談する(相談した)相手は、公立の学生で50.8%、私立の学生で71.0%が「親」と回答し、いずれも親の価値観や経験が子どもの進学先選定に大きく影響することの窺える結果となった。
さらに、自身が通っている(通った)高校が10年後にどのような状態になると思うかを訊ねたところ、私立・公立どちらとも80%以上、国立についても74.9%が存続を予想しており、現役学生や出身者は現時点であまり廃校の危機感を抱いていないことが分かった。
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