2024年6月27日
サクラクレパス、生成AIと人の「絵本の読み聞かせに関する検証報告」公開
サクラクレパスは26日、生成AIと人の「絵本の読み聞かせに関する検証報告」を公開した。
同検証報告は、今年3月2~3日に熊本大学で行われた日本教育工学会2024年春季全国大会で、玉川大学教育学部/ICT教育研究センターの山田徹志准教授らとの共同研究の成果として発表したもの。
同社は現在、大学などと連携して、子どもたちの主体的な育ちの状態の可視化に向けた基礎研究を行っており、行動センシングとAI技術を活用して、子どもの遊びを通した学びの姿(主体的な育ちの状態)の可視化に向けた研究を行っている。
その研究成果の1つとして、今回の検証では、絵本の読み聞かせ参加時の子どもの視線の時間変化から、人による教材利用、デジタル型教材利用の双方の場合において、強い関心や飽きという特定の状態を推定できる可能性が示唆された。
また、視線のバラつきの振幅の違いと読み聞かせ後の描画内容の違いから、人による読み聞かせが子どもたちの内容理解や記憶に影響を及ぼしやすいことも示された。
これらは、限定的な事例結果ではあるが、行動センシングとAI技術を活用することで、デジタル端末の操作・装着によるモニタリングが難しい子どもたちの育ちの状態の可視化に繋がり、今後、新たな教材の使用方法の提案・開発などを通した教育環境の質向上支援につながる可能性が期待できる。
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