2024年7月4日
みんなのコード、能登半島地震の被災地域の子どもたちにクリエイティブな学習機会を提供
みんなのコードは3日、デロイト・トーマツ・ウェルビーイング財団(DTWB)の「第2回 子どもを未来につなげる奨学助成プログラム」に採択されたのに伴い、能登半島地震で避難生活を続けている10代の子どもたちを支援していくと発表した。
同団体は、日常を取り戻せていない子どもたちが、これからの生活に活力や意欲を持てるようになる機会を提供したいと考え、DTWBの同プログラムに応募。採択されたことから、同プログラムの助成金を活用して、発災前の生活を取り戻せていない子どもたちに加賀市でのクリエイティブな学習機会を無償で提供することにした。
具体的には、石川県加賀市、白山市、金沢市などで避難生活をしている10代の子どもたちを、同団体が加賀市とともに運営する社会教育事業「コンピュータクラブハウス加賀」に招待。動画、アニメーション、デジタルイラストなどの制作や、プログラミングなどのテクノロジーを活用した創作活動を含む「クリエイティブな学習」を支援する。
また、避難先から同ハウスまでのバス送迎、昼食及び学習支援なども無償で提供。
DTWBは、KUMONと連携して、同プログラムを2023年から実施。今年は、能登半島地震で被災した子どもの支援を行う助成枠が新設され、被災した子どもたちの「食べる」と「学ぶ」をサポートする拠点として活動している団体も助成対象になった。
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