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2024年9月27日

小中学生の21.1%が「眠る直前までスマホを使用」=ニフティ調べ=

ニフティは26日、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」で、小中学生を中心とした子ども2837人を対象に実施した、「睡眠に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「平日の睡眠時間」を聞いたところ、小学生では「8時間」29.6%、中学生では「7時間」27.7%が最多で、中学生の方が睡眠時間が少ないことが分かった。

「休日の睡眠時間は平日より多いか?」と聞いたところ、小中学生の約6割(57.8%)が、平日より休日の睡眠時間が「多い」と回答。学校がない休日は、決まった時間に起きる必要がないため、ゆっくり起きる子どもたちが多いようだ。

また、「睡眠時間は足りているか?」との質問では、「足りていない」と回答したのは、小学生で51.7%、中学生で64.9%と多かった。学年が上がるにつれて部活動や塾などで忙しくなり、睡眠時間が短くなってしまう子どもが多いようだ。

睡眠時間が足りていない子どもに「足りていない理由」を聞いたところ、「なかなか寝つけない」との回答が最も多く、小中学生の約6割(58.2%)にのぼった。

「YouTubeなどの動画を見ている」41.3%と、「スマホをいじっている」32.3%がそれぞれ3位と5位で上位にランクインしていることから、スマホやSNSなどで脳が刺激を受けていることも寝つけない原因の1つになっているのかもしれない。「漫画を読んでしまう」「寝たくない」「親のいびきがうるさい」といった回答もあった。

睡眠が足りていないことで「生活にどんな影響があるか?」を尋ねたところ、小中学生の65%以上が「朝起きられない」「あくびが出る」と回答。以下、「集中できない」40.9%、「いらいらする」32.6%、「元気が出ない」30.9%が続き、学校生活への影響は少なくないようだ。「クマができる」と外見の変化をあげる子どもいた。

また、「学校に行く日は起きてから何分後に家を出るのか?」を聞いたところ、「30分~1時間」46.3%が、2位以下に大きく差をつけてダントツの1位だった。

「朝起きてから、最初にすること」を聞いたところ、「トイレに行く」44.6%との回答が圧倒的に多く、1位だった。「朝ごはんを食べる」14.2%、「着替える」12.9%、「顔を洗う」10.7%は全て1割前後と差がないことから、支度の順序は人それぞれで異なるようだ。「家族におはようと挨拶する」「ペットのエサやり」「うがいをする」といった意見もあった。

また、「スマホは寝るどのくらい前まで使っているのか?」を尋ねたところ、最も多かったのは「眠る直前まで」21.1%。以下、「眠る15分くらい前まで」11.3%、「眠る1時間くらい前まで」9.7%、「眠る30分くらい前まで」9.6%などが続いた。

「スマホでどんなことをしているのか?」との質問では、「LINE・メール」26.6%が最も多く、僅差の2位に「動画を見る」26.5%がランクイン。3位は「SNS(X・Instagram・TikTok)」17.5%、4位は「ゲーム」8.6%だった。「絵を描く」「メモアプリで文章を書く」などの回答もあった。

「眠る前のルーティン」を尋ねたところ、様々な意見が集まったが、読書やストレッチ、日記を書くなど、自分の趣味や好きなことをして静かに過ごすルーティンが多かった。「音楽を聴く」「深呼吸をする」「ぬいぐるみを抱きしめる」「机を整頓する」といった回答もあり、人それぞれの入眠方法があることが分かった。

このアンケート調査は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に、7月23日~8月26日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は2837人。

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調査結果の詳細

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