2024年10月23日
金沢工業大学、ARを使い訓練用マネキン上に心臓や血管、傷病者外観を再現
金沢工業大学は21日、「ヒューマンインタフェースシンポジウム2024」で、情報工学科山本研究室が優秀プレゼンテーション賞を受賞したと発表した。
ヒューマンインタフェース学会による「ヒューマンインタフェースシンポジウム2024」は9月18日から20日まで京都大学 吉田キャンパスで開催。同学情報工学科 山本知仁 研究室による「視覚的リアリティを考慮したAR救命講習システム」(First Author :大学院工学研究科 情報工学専攻 博士前期課程2年 蓮見 大さん)が「優秀プレゼンテーション賞」(審査員による選考)を受賞した。
「優秀プレゼンテーション賞」(審査員による選考)は対話発表で⾏われた約150件の研究発表の中から、シンポジウムプログラム委員会の審査により選定された10件が選定された。
実際に心肺蘇生を行う状況では、練習時と同じように行うことができないということがよくあるため、より現実的な状況で心肺蘇生を練習できるAR(Augmented Reality 拡張現実)システムを構築。訓練用マネキンに死に際の呼吸や吐血などの現実的な状態をCGで提示するとともに、センサーによって胸骨圧迫の状態をモニタリングし、心肺蘇生が適切に行われているかどうかを評価できるようにした。
受賞研究概要
論文名:視覚的リアリティを考慮したAR救命講習システム
筆者:蓮見 大さん(大学院工学研究科情報工学専攻博士前期課程2年)、荒木 理佐さん(情報工学科2024年3月卒業)、西 大樹さん(広島国際大学 保険医療学部救急救命学科)、山本 知仁 氏(金沢工業大学情報工学科教授)
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











