2024年11月28日
大学生が選んだ就職先人気企業ランキング、「伊藤忠商事」が文系男子V6&3冠達成=ダイヤモンド・ヒューマンリソース調べ=
ダイヤモンド・ヒューマンリソースは27日、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生3773人を対象に実施した、「就職先人気企業ランキング調査」の結果をまとめ発表した。
同調査は、1978年に開始して以降、今回で48年目だが、今回は就職・採用戦線プレシーズンの2026卒就活前半戦(2024年夏)の人気企業ランキングをまとめた。

それによると、「文系男子」のランキングでは、伊藤忠商事が6年連続で1位になったほか、三井物産(2位)、三菱商事(3位)、丸紅(4位)、住友商事(5位)と総合商社がトップ5を独占した。総合商社は、事業領域の広さや世界を舞台に活躍する商社パーソンのイメージから、文系男子学生の憧れも引き続き根強く、絶対的な人気を誇っている。
以下、三菱UFJ銀行(6位)、大和証券グループ(7位)、三菱UFJ信託銀行(8位)、日本生命保険(9位)、三井住友海上火災保険(10位)となっており、大手金融機関がトップ10の中に5社ランクインした。

「理系男子」では、伊藤忠商事が3年連続で1位になったほか、丸紅(2位)、住友商事(3位)、三菱商事(4位)、三井物産(5位)と、文系男子同様、総合商社がトップ5を独占。好業績を維持する不動産デベロッパーは、森ビル(6位)、三井不動産(9位)と2社がトップ10にランクイン。
デジタル投資の拡大を背景に業績が好調なIT・情報系大手も引き続き学生の人気が高く、Sky(7位)、野村総合研究所(10位)とトップ10に2社が入ったほか、コンサルティング大手のアビームコンサルティング(8位)もランクイン。

また、「文系女子」では、伊藤忠商事が3年連続1位で、伊藤忠商事は文・理系男子、文系女子の3冠を達成。総合商社は、丸紅(2位)、三井物産(3位)、住友商事(4位)、三菱商事(5位)と、文系女子でもトップ5を独占し、人気の高さが際立っている。
大手金融機関も、7位の三菱UFJ銀行をはじめ、大和証券グループ(8位)、三井住友海上火災保険(9位)、三菱UFJ信託銀行(10位)とトップ10に4社がランクイン。不動産デベロッパーも森ビル(6位)がトップ10に入った。

「理系女子」では、初の1位となった丸紅をはじめ、伊藤忠商事(3位)、住友商事(4位)と総合商社が3社トップ10に名を連ねた。デベロッパー人気も顕著で、2位の森ビルをはじめ、三菱地所(5位)、NTT都市開発(6位)、三井不動産(7位)、東急不動産(8位)とトップ10に5社がランクイン。
このほか、女性活躍推進に4半世紀以上の歴史を持ち課長層で36%、部長層で27%の女性管理職比率を誇るベネッセコーポレーション(9位)、アビームコンサルティング(10位)がトップ10入りした。
この調査は、「ダイヤモンド就活ナビ2026」に会員登録している、就活中の大学3年生と大学院1年生(文系:国公立89大学/私立24大学とその大学院生、理系:国公立92大学/私立20大学とその大学院生)を対象に、今年5月16日~9月26日にかけて、メールと手渡しによるアンケート方式で実施した。有効回答数は3773人。
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