2026年4月7日
産業能率大学、「スマホ持込型入試」が文科省の「大学入試の好事例集」に選出
産業能率大学は3日、同大学の一般選抜「未来構想方式」が、文部科学省の「令和6年度大学入学者選抜における好事例集」に選出されたと発表した。
同事例集は、「大学入試のあり方に関する検討会議提言」を踏まえ、記述式問題の活用や多様な学生受け入れなど、他大学の模範となる先導的な取り組みを認定・公表するもの。客観データやピアレビューを通じて選定された事例を共有することで、高大接続改革の推進と入試改革の加速を目的としている。
「未来構想方式」は2021年度入試から導入されたもので、大学入学共通テストで基礎学力を測るとともに、社会課題を多角的に分析し、自らの知識や経験を活用して解決策を構想する力を評価する。正解のない問いに向き合い、課題解決力や主体性を測る点が特徴で、思考力・判断力・表現力を評価する入試として高く評価された。。
試験では、近未来の社会状況を題材としたシナリオをもとに課題や解決策を検討し、100分でレポートを作成する。レポート作成時には、情報検索を目的としたスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの電子機器1台の持ち込みとインターネット検索が認められている。一方で、通話やSNSによる外部連絡、生成AIの使用は禁止としている。
同大学は、社会課題の複雑化や生成AIの普及により、知識そのものではなく「知識や経験を活用して自らの解を導く力」が重要になっているとし、こうした能力を重視した入試方式を設計したとしている。導入後は高校教員からも、探究学習で培った力を活かせる入試として評価する声が寄せられているという。
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