2025年1月10日
リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査
パーソルイノベーション Reskilling Camp Companyは8日、リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」で、企業における「リスキリング施策」に関する定点調査の結果を発表した。
定点観測に加え、2025年度のリスキリング計画やリスキリング施策に対する年間予算に加え、リスキリング施策を積極的に行っている業界のイメージと実施状況を調査した。
所属企業で、「直近1年の間で、従業員のリスキリング施策に関する取り組みを行いましたか︖」と尋ねたところ、「実施した」は、前回の42.2%に比べ0.4PT減少し、41.8%となった。
企業規模別では、大企業では、「実施した」が63.0%と前回から、0.6PT上昇。中小/スタートアップ企業では、31.9%(前回34.1%)となり、大企業が先行して取り組んでいる。
業種別では、製造業は「実施した」が55.8%。情報通信サービス業32.3%、その他39.6%と比較して、半数以上が実施している。
所属企業が取り組むリスキリング施策において、「重視されるスキルは何ですか?」と尋ねたところ、全体1位は「データ活用」(36.8%) 、2位「セキュリティ」(36.4%)、3位「ITプロジェクトマネジメント」(32.7%)。
2025年度のリスキリング施策の中で最も注力・強化したいスキルは、「ビジネス・BIZ」、「バックオフィス」、「技術・研究」の3つの職種で、「AI活用(ChatGPT等)」がいずれも約30%で1位となった。
2025年のリスキリング施策の年間予算は、500万円以上~1千万円未満が最多の36.9%、次いで、500万円未満が18.8%、1千万円以上~3千万円未満が18.1%。その一方で年間予算として1億円以上の計画をしている企業も8.5%含まれる。
リスキリングの推進に積極的な業界のイメージは、1位は「通信・情報サービス業」(36.8%)、2位は「建設・土木・工業・製造業」(27.0%)、3位は「サービス業」(22.0%)という結果だった。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ Fastaskでアンケート調査
調査対象:全国の企業に勤めている人
調査期間:11月5日(火)~11月9日(土)
対象人数:660人
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