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2025年1月10日
アールティ、バイナスと工業教育向けROS2・生成AIロボット教材の開発で提携
アールティは9日、バイナスと共同で、工業高校の単元「生産技術」をターゲットとした工業教育向けROS2・生成AIロボット教材の開発に着手したと明らかにした。4月以降、バイナスからの発売を目指していく。
バイナスは、全国の工業高校や大学を顧客とした工業用機器を取り入れたFA教材の開発に40年以上取り組んできており、教育分野での信頼関係を背景に、ロボットやFA機器メーカーと協力して民間向けのFA設備の製造・販売も手掛けている。一方、アールティは、先端技術を中心に大学・研究所向けのAI、ロボット開発のプラットフォームや教材を国内外に提供してきた実績を有する。
このたびの提携により、アールティとバイナスは、両社が共通に取り扱うデンソーウェーブ社の小型協働ロボットアーム「COBOTTA」をロボットとして、世界的にデファクトスタンダードとなりつつあるROS(オープンソースのロボット用ミドルウェア)の最新バージョンROS2を中心に、Pythonのプログラミング言語と生成AIなどの最新技術を取り入れる形で、3年間の授業に利活用できる教材を開発する。AI・ロボット教材開発で業界をリードする両社がタッグを組んで教材を開発することで、エンジニア教育に貢献していく。
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