2025年1月15日
「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=
フラーは14日、同社のアプリ市場分析サービス「App Ape」(アップ・エイプ)に蓄積しているデータをもとに、教育や学習アプリの動向や特徴をまとめた「教育・学習アプリ市場調査レポート2024年版」を公開した。
同レポートは、国内約50万台のAndroid端末から収集したサンプルデータのうち、一定の条件を満たしたものを抽出・分析したもので、最新の教育・学習アプリ市場の概況、ユーザーの年代別分析、都道府県別分析など様々な視点でアプリデータを調査・分析。
調査対象のアプリは、Google Playの教育カテゴリに属するアプリで、App Apeにおける2024年10月時点のMAUが500以上のアプリ。
それによると、教育・学習アプリ市場の概況をみると、App Apeで昨年10月にAU500以上を計測したアプリのうち、教育・学習アプリのアプリ数は1492個で、全体に占める割合は約4%だった。
1日における教育・学習アプリの平均起動回数は2.5回、1日における平均利用時間は7.3分という結果だった。
また、都道府県別の分析では、MAUが一定以上の教育・学習アプリを対象に、10の各都道府県別MAUのランキングを作成。それによると、すべての地域で「Duolingo」がランクイン。
小中学校保護者向け連絡サービス「tetoru」や教育クラウドサービス「まなびポケット」のような新興アプリも、一部の都道府県で上位にランクインした。
同レポートでは、教育・学習アプリのMAUトップ80を主な機能別に12のグループに分類した「カオスマップ」も作成。語学学習・検定、学校活動サポート、勉強記録・学習支援など、教育や学習のニーズに応じた多様なアプリが確認できる。
また、レポート本編では、語学学習アプリや数学問題解答アプリなど特徴的な教育・学習アプリをピックアップして紹介している。
調査レポートの概要
目次:
・「1章」教育・学習アプリ市場の概況
・「2章」教育・学習アプリ年代別分析
・「3章」教育・学習アプリ都道府県別分析
・「4章」教育・学習アプリカオスマップ
調査方法:国内約50万台のAndroid端末から収集したサンプルデータのうち、一定の条件を満たしたものを抽出して分析
調査対象アプリ:Google Playの教育カテゴリに属するアプリで、App Apeにおける2024年10月時点のMAUが500以上のアプリ
調査期間:2024年10月
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











